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(株)サンゲツは、ライフスタイル提案を軸にした新しい切り口の新オーダーカーテン見本帳「ACカーテンファブリックス2016-2019」を、11月10日(火)に新発売する。
「ACカーテンファブリックス」は、窓辺のコーディネートを通じて、「お気に入りの色やデザインに囲まれて過ごす心地よさ」や「少しの憧れをプラスしたライフスタイル」といったライフスタイル提案をコンセプトとする新ブランド。見本帳構成も、単なる商品としてのカーテンを見せるのではなく、家具や書籍、時計、コップといったアイテムにもこだわり、住む人の個性やストーリーを意識した空間コーディネートを訴求、インテリア雑誌のようなテイストで編集されている。
そうしたコンセプトに合わせて、商品はコーディネート性を意識して無地調ドレープやシアー、レースなどを拡充、またマンションでも安心して使用できるように約9割を防炎品とした他、ドレープ全点に形態安定加工(LP加工)を標準仕様とした。さらにドレープ2200円/平米、レース700円/平米のワンプライスカテゴリー「Zone OP(ワンプライス)」を導入した。同カテゴリーは見本帳本体から取り外すことも可能で、リーズナブル価格の小冊子としても活用できる(「Zone OP」を見本帳から取り外すと「ACカーテンファブリックス」自体は防炎100%となる)。この他、インテリアプランニングをサポートする別冊スタイルブックも展開する。収録点数は166柄465点。
なお「ACカーテンファブリックス」では、市場動向やニーズに合わせて販売価格体系の見直しも実施する。
トーソー(株)は、木製ブラインド「ベネウッド」をリニューアル、よりコンパクトなスタイルにする他、トレンドに対応した新色を追加するなど市場ニーズを捉えた新製品を加えて10月5日(月)に新発売する。 これまでの同社木製ブラインドでは、金属製のヘッドボックスを隠すためにバランスを取り付ける仕様だったが、今回のリニューアルではヘッドボックスをスラットと同じ素材、同色にすることでバランスを不要とした。またラダーテープの幅を38mmから25mmに変更、これらの仕様変更によりコンパクトでシャープなスタイルとなった。 この他、スラットカラーについて、既存の10色に加えて近時のトレンドカラーである「シャビーホワイト」と「グレイッシュモカ」の2色を新発売する。さらにスラットにPVC材を使用した防炎性能と耐水性を持つ「耐水性木調ブラインド」も新発売する。浴室などの水回り空間をはじめ、高層建築物や宿泊施設、商業施設にも取り付けが可能となる。こちらは10月13日(火)に発売予定。4色展開。
㈱サンゲツは、7月30日(木)に「サンゲツ東京品川ショールーム」を移転リニューアルオープンするが、それに先立ち7月28日(火)に記者発表会を開き、新ショールームを公開した。
「サンゲツ東京品川ショールーム」は、「GOOD LIFE CLOSET」をテーマに、ショールーム全体をインテリアのクローゼットに見立てて、見る楽しさ、選ぶ楽しさ、組み合わせる楽しさを追求した。特に注力しているのが空間展示。前ショールームでは約1万点という商品アイテムをくまなく展示する方式だったが、新ショールームでは、1.5倍というスペースを活かして、商品展示はもとよりライフスタイルをイメージした空間展示「スタイルショーケース」をメインとするスタイルに転換、ショールーム中央部分の大スペースには6つのライフスタイル、計14タイプの「スタイルショーケース」が展開されるなど非常に見応えのあるものとなっている。またマンション一戸(約80平米)をリアルスケールで再現した「アイデアハウス」も設置、リフォーム商材やアクセントクロス、ホームオートメーション、ペット関連商材などの機能性商材が紹介されている。
こうした空間展示と並んで、同ショールームの大きな特徴となっているのがデジタルシステムの積極的な活用だ。来場者自身が撮影した自宅写真のデータを取り込んでコーディネートシミュレーションができる「My Photoシミュレーター」、イメージ写真を利用してカーテンや壁紙のシミュレーションができる「スタイルコーディネート」、商品検索やサンプル申し込み、プランシートの作成などができる「プランニングサポーター」など、館内に40台用意されたiPadを活用してさまざまなコーディネートサポートを行う。ちなみに商品展示の什器の前面には、アルファベットと数字で商品の位置情報が記載されており、iPadで検索した商品の実物が探しやすいように工夫されている。
この他、医療・福祉施設や商業施設といった非住宅分野の商品を検討するコーナー「インテリアラボ」も設置、代表的物件の施工例画像の紹介やIT機器をつかって設計・デザインをサポートする。
新ショールームについて安田正介社長は、「一個人の住居の内装は依然として満足のいくものではありません。もっと消費者にインテリアの良さを理解していただく必要があります。非住宅分野においてもデザイン、機能面に優れた商品はたくさんありますが、それがいまだ認知されていません。この東京ショールームが、その理解を深めていただくことにつながれば、インテリア業界全体にとってもプラスになるものと考えています」と語った。
なお新ショールームでは、年間来場者数10万~11万5000名を目指す。
㈱川島織物セルコンは、すべてのプロユーザーに向け「プロに選ばれるオーダーカーテン」をコンセプトにしたオーダーカーテンシリーズ「FELTA」(フェルタ)を、7月21日(火)に新発売する。
新「FELTA」のデザインコンセプトは、「Create a new image」。これは、あらゆるシチュエーションにおいて個性的な空間をクリエイトする、というもので、住宅のインテリアはもとより、ビルや商業施設、さらには高級ホテルの内装を提案する、建築家、IC、ディベロッパーといったプロユーザーのニーズに幅広く対応するシリーズに仕上がっている。
特にこだわった点が、素材感の追求、カラーバリエーションの強化、機能性の拡充の3点である。素材感については、日本のハイレベルな加工技術を駆使して、レザー調やウール調、メタル調、あるいはビンテージなイメージといった素材感溢れる生地をラインナップした。またカラーバリエーションでは、無地柄で表裏が使える40アイテム80色展開の生地を用意した他、トレンドのブルー系、グレージュ系を充実させた。そして機能面では、外の光を部屋の隅々まで広げる採光拡散機能、防炎付防カビ機能といった特殊機能を収録した。
「FELTA」の収録点数は193柄603アイテム(アイテム数50%増、新アイテム率56%)。全点(イ)ラベル防炎、ウォッシャブル比率98%、全点F☆☆☆☆。
なお同社では、「FELTA」新作発表会を全国各地で開催中である。
■新オーダーカーテン見本帳「FELTA」新作発表会
東京 7月2日(木)~3日(金) 会場:東京ショールーム
仙台 8月21日(金) 会場:LIXILショールーム
トーソー㈱は、アルミレールの表面に天然木を組み合わせた装飾カーテンレール「レガートグラン」を、7月6日(月)に新発売する。
「レガートグラン」は、同社売れ筋である「レガート3シリーズ」(レガート、レガートプリモ、レガートスクエア)に近時のデザイントレンドを反映したもので、その第一の特徴が木目を引き立たせる表面仕上げである。「レガートグラン」では、木材の表面をブラシなどで擦ることで木目を凹凸に仕上げる「うづくり仕上げ」を採用、さらに異なる2色の塗料を重ね塗りし、使い込んだアンティーク感を表現した。カラーバリエーションは、このアンティーク感に合わせた5色。キャップデザインもシャビーシック系とヴィンテージモダンの2パターンを用意する。
もちろん機能性も追求、アルミレールと組み合わせた天然木が、ランナーの走行音、振動音を吸収し高い静音性を実現、またアルミレールの内側にクリア塗装を施し表面を滑らかにすることで操作性が向上した。