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(株)川島織物セルコンは、今年1月にフランス・パリで開催された2017年春夏オートクチュール・コレクション(パリコレ)に参加したブライダルファッションデザイナー・桂由美氏のためにドレス生地を製作した。
今回の「Yumi Katsura Paris Collection 2017」では、伊藤若冲生誕300年を記念して、若冲の絵画をテーマにした作品24点を含む30点が披露されたが、そのうちの1点のドレス生地を、若冲作品を織物で製作したことのある同社が手掛けた。そのファブリックは、若冲の「老松孔雀図」からインスパイアされた西陣織で、4メートルのロングトレーン(引き裾)に孔雀の羽根を思わせる文様が143枚刺繍されたもの。現地メディアやVIPからも高い評価を得た。
なお同ドレスは、4月9日(日)~14日(金)、京都府立京都学・歴彩館にて行われる「パリコレ凱旋 若冲展覧」にて展示される予定。
立川ブラインド工業(株)は、ロールスクリーン「ラルクシールド」、タテ型ブラインド「ラインドレープ」、プリーツスクリーン「ペルレ」、ヨコ型ブラインド「シルキー」の4製品を1冊にまとめたサンプル帳「窓まわりセレクション」を発行した。
「ラルクシールド」や「ラインドレープ」は、質感豊かな生地の「無地」や「遮光」の他に「デザイン」「レース」をラインナップ、プリーツスクリーン「ペルレ」では和空間に人気の「和紙調」、ヨコ型ブラインド「シルキー」では、「フッ素コート+遮熱コート」スラット(羽根)などを収録している。
サンプル帳自体も、「生地見本」と「製品情報(仕様・価格)」を左右見開きで分けており、同時に両方を確認できるなど、色や柄を選びやすいような工夫が施されている。また、薄型でコンパクトなため、女性でも片手で持ち運びしやすい。
タチカワのホームページ
http://www.blind.co.jp
トーソー(株)のトーソー出版は、世界のインテリア見本市と、最新のインテリアトレンドを紹介する書籍「インテリアトレンドビジョン2017」(佐戸川和久著)を2月下旬より全国の書店で発売する。
2004年から毎年発行している同書は、今年で14冊目を数えるインテリアトレンドブックのロングセラー。ミラノ・サローネ、メゾン・エ・オブジェをはじめ世界の主要インテリア見本市やデザインフェアを定点観測している著者(佐戸川和久/ゼロファーストデザイン)が現地取材を行いレポート、また今後注目の企業やデザイナーなど、旬のデザイン事情も考察する。そして、巻末ではこれらの情報から分析した2017年のインテリアトレンドを、4つのスタイルに分けてわかりやすく解説、それぞれの特徴となる色や素材、キーワードがまとまっているので、トレンドマーケティングや商品開発にも役立つ内容となっている。
トーソーのホームページ
http://www.toso.co.jp/
リリカラ(株)は、「軽い・お手軽・A4サイズ」というコンセプトで編集したカーテン見本帳「LIETA Vol.2」を、2月7日(火)に発行、収録商品の販売を開始する。
「LIETA」は、従来の現品サンプルではなく、写真とARアプリによる着せ替えで商品を見せるという新スタイルの見本帳。雑誌を読むような感覚でカーテンが選べる。ARアプリでの着せ替えシミュレーションは、スマートフォン、タブレット、PCに対応(配信は2月17日より)、全アイテムを試せるほか、床のカラーも3色から選べる。
収録点数は42アイテム。ドレープ、レースともにワンプライスとなっている。北欧、モダン、ナチュラル、カジュアルといった4つのテイストでおすすめのコーディネートを提案する。
リリカラのホームページ
http://www.lilycolor.co.jp/
(株)ニチベイは、やわらかな光、伝統的な色合い、自然な風合いで人気のプリーツスクリーン「もなみ」に新柄を追加、2月1日(水)に新発売する。
今回発売する新柄は、不透明生地4柄7色、シースルー生地2柄の計6柄9色。洋風インテリアへのコーディネート提案として、同社ロールスクリーン「ソフィー」の人気洋風柄をプリーツスクリーンで採用した。
また新柄の追加発売にともない、1台で不透明生地とシースルー生地を上下に配置できるツインスタイルでおすすめの洋風コーディネート例をまとめた「もなみ スタイリングブック」を発行した。